頭痛やめまい、吐き気などが起こった際、多くの人は(風邪引いたかな?)と思うはずです。
風邪の可能性もありますが、そうでない可能性もあることを知っておいてください。
風邪に他にも、鉄欠乏症貧血の可能性があります。
鉄欠乏症貧血とは、読んで字のごとく鉄分不足の状態の貧血です。
この鉄欠乏症貧血は、日本では男性の0.5パーセント、女性の12.7パーセントがこの鉄欠乏症貧血だといわれています。
明らかに女性が多いことがわかります。
鉄欠乏症貧血の症状は?
症状として、風邪に似たものから始まります。
・微熱
・倦怠感
・疲労感
・動悸
そしてこれらの貧血症状を放っておくことで悪化した場合、
・めまい
・吐き気
・頭痛
・酸欠状態
・顔色が悪くなる(青白い)
などが現れます。
これは身体からのSOSのサインだと思って、早めに対処することが大切です。
改善方法は?
鉄欠乏症貧血の治療法としては、主に鉄の摂取しかありません。
鉄不足になると血中の赤血球とヘモグロビンが減少するとともに、機能しなくなります。
赤血球とヘモグロビンは、身体へ酸素を運び、酸素を受け渡す役割をしているので、私たちの身体にはなくてはならない存在です。
これらが減少することで起こることは、酸欠です。
この酸欠状態により貧血が引き起こされます。
そうならないためにも鉄は不足してはならないものなのです。
鉄の摂取として、鉄を多く含む食材を積極的に摂ること、そして鉄剤やサプリメントの利用があります。
正直、食事だけで十分な鉄を摂取することは難しいため、そのような時はサプリメントで鉄摂取することをお勧めします。
サプリメントは吸収もよく、胃腸に負担をかけずに、場所と時間を選ばずに手軽に摂取できるため、忙しい働く女性の皆さんにはぜひお勧めしたいものです。
将来のために、今から鉄分摂取を始めて健康な身体作りに取り組みましょう!