鉄欠乏性貧血の原因は

鉄欠乏性貧血は読んで字のごとく、鉄分が不足して起こる貧血のことです。

しかし、この鉄欠乏性貧血には、人によってさまざまな原因が考えられます。

「食生活での鉄分不足」

閉経後の女性、または男性が一日に必要とする鉄分量は1mgです。

しかし、食物から鉄分を吸収することは非常に難しく、消火器からの吸収率は10%にも満たないというデータがあります。

ということは食事から10mgの鉄分を摂らないといけないことになります。

一日三食から10mgの鉄を取ることは不可能に近いのです。

更に、成長期を迎えているお子さんや、生理のある女性はもっとも鉄を必要としていて、一日に約12mgを必要としています。

また、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんは、赤ちゃんの分の鉄分も必要ということで、一日に18mgの鉄分摂取をしなければなりません。

「鉄の吸収が不十分」

食物に含まれる鉄分は、食物が消化されて十二指腸で吸収されます。

健康な状態での摂取でも10%しか吸収できないのに対し、ストレスや自律神経の乱れ、体調不良などにより、十二指腸が弱っていたり疾患があったりすると、鉄分はほとんど吸収されなくなります。それにより鉄欠乏性貧血を引き起こしてしまうのです。

「さまざまな部分での出血による鉄不足」
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、大腸がんなどの消化管の疾患、また女性でいうと婦人科系の問題により過多月経などが起こるなどして、慢性的な出血が起こり、鉄欠乏性貧血が起こるとされています。

女性は月に一度の生理で約40mlもの血液を損失しているといわれています。

これらによる鉄欠乏性貧血は放っておくと大変なことになるので、鉄分の多い食事を心がけたり、サプリメントで鉄を補給するなどして工夫しながら生活することをお勧めします。

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