貧血の血液検査時の検査項目

血液検査の貧血検査で簡単に貧血かどうかの診断をしてもらうことが出来ます。まず項目の説明から基準値などを参考にご紹介しておきます。

貧血検査項目一覧

赤血球数

身体の細胞に酸素を運ぶ役割を果たしています。
これがなくなると貧血になります。
また、増えると多血症と診断されます。

参考基準値として、男性430~570(単位:万/μl)、女性380~500(単位:万/μl)となります。

血色素数

血色素とはヘモグロビンのことです。

ヘモグロビンは赤血球中に存在していて、酸素と結びつき、身体の細胞に酸素を渡す役割を果たしています。
参考基準値として、男性13.5~17.5(単位:g/dl)、女性11.3~15.2(単位:g/dl)となります。

ヘマトクリット値

ヘマトクリット値とは血液中の赤血球容積の割合を表しています。
これが高いと多血症、低いと貧血が疑われます。

参考基準値として、男性39.8~51.8(単位:%)、女性33.4~44.9(単位:%)となります。

MCV・MCH・MCHC

赤血球恒数のことです。

赤血球数・ヘモグロビン値・ヘマトクリット値、この3つの検査の割合です。
検査値は、施設ごとに多少の違いは発生しますが、参考基準として、

・MCV(平均赤血球容積)80~100fl
・MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)26~32pg
・MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)32~35%となります。

網赤血球数

骨髄における赤血球の生産能力を反映する赤血球になりたての幼若な赤血球です。
参考基準として2~27(基準値:‰)となります。

血清鉄

血液中の鉄のことです。
この数値が低いと鉄欠乏性貧血が疑われます。

参考基準値として、男性50~200(単位:μg/dl)、女性40~170(単位:μg/dl)となります。

TIBC

総鉄結合能のことをさします。
血液中のトランスフェリンが鉄と結合できる総鉄量を表しています。

参考基準値として、男性250~385(単位:μg/dl)、女性260~420(単位:μg/dl)となります。

UIBC

不飽和鉄結合能をさします。
血液中の鉄と結合していないトランスフェリンを表しています。

参考基準値として、男性110~330(単位:μg/dl)、女性130~380(単位:μg/dl)となります。

フェリチン

フェリチンとは、体内に蓄えられている貯蔵鉄であり、血液中に含まれるたんぱく質の一部です。

参考基準値として、男性20~280(単位:ng/ml)、女性5~157(単位:ng/ml)となります。

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